現想と幻実
著者自らが深く愛した、珠玉の未邦訳短篇集。とある海辺の町を舞台に、複数の語りを通して一人の女性の姿を描きだす「夢に遊ぶ者たち」、架空の未来史“ハイニッシュ・サイクル”の1ピースをなす「背き続けて」、勤勉な使用人に主人が与えた意外な試練の顛末を描く、生前最後に発表された短篇「水甕」―。SF・ファンタジーの枠組みを軽やかに超える、ル=グウィンの知られざる魅力に満ちた11篇。
著者 | アーシュラ・K・ル=グウィン |
出版元 | 青土社 |
頁数 | 333頁 |
発行日 | 2020-08 |
ISBN13 | 9784791773022 |
ISBN10 | 4791773020 |