テレビドラマと戦後文学
いまから67年前、テレビは本放送を開始した。それは戦後文化の象徴の一つとなったが、当初からその大衆志向性が批判されることも多かった。そうしたテレビの青春期ともいえる1950年・60年代には、どのようなテレビドラマが制作されていたのだろうか。当時の映像がほとんど残されていないなかで、映像が現存する「芸術祭受賞作」を中心に検討し、そこに積極的に関与した文学者と、気鋭のディレクターとが追求したテレビドラマの可能性とその時代を丹念に描く。
| 著者 | 瀬崎圭二 |
| 出版元 | 森話社 |
| 頁数 | 475頁 |
| 発行日 | 2020-12 |
| ISBN13 | 9784864051538 |
| ISBN10 | 4864051534 |
