漱石最後の〈笑い〉
“喜劇”としての『明暗』。“弛緩剤”としての清子とは。『明暗』はどんな人間世界を描いたのか、今どう見えるのか。漱石の遺作が豊饒な滑稽小説として、生き生きと動きだす。
著者 | 細谷博 |
出版元 | Shintensha |
頁数 | 255頁 |
発行日 | 2022-03 |
ISBN13 | 9784787955180 |
ISBN10 | 4787955187 |