挿絵でよみとくグリム童話
1812年に『グリム童話集』の初版が刊行されて今日に至るまで、世界中でグリム童話の絵本が刊行されてきた。本書はそのうち19世紀初頭から1940年代にかけてドイツや日本で刊行された絵本を対象に、そこに掲載された多数の挿絵の分析を通じて、西洋の挿絵と日本の挿絵、グリム童話と森鴎外、「ヘンゼルとグレーテル」とアウシュビッツなどの意外な関係性を明らかにする。
美しく、資料的価値の高い挿絵をオールカラーでふんだんに紹介。グリム研究の第一人者による第一級のグリム論。
美しく、資料的価値の高い挿絵をオールカラーでふんだんに紹介。グリム研究の第一人者による第一級のグリム論。
著者 | 西口拓子 |
出版元 | 早稲田大学出版部 |
頁数 | 384頁 |
発行日 | 2022-05-30 |
ISBN13 | 9784657227010 |
ISBN10 | 4657227017 |