しかし語らねばならない

《反権力》を闘うあらゆる人びとへ――。
戦前は仙台でプロレタリア文学運動にかかわり、上京後、敗戦直後から最晩年までは日雇い労働者として、生涯を賭けて権力と闘いつづけた不屈の人。そんな著者による文章を集めました。
『思想の科学』『女・エロス』『婦人民主新聞』などのメディアに掲載された原稿を掘り起こし、その起伏のある生涯についても「解説」で補足。女性解放運動、三里塚闘争、反天皇制から死刑制度廃止運動にいたる、戦後の社会運動を底辺から支えた「女の一生」を、没後40年の現在に問いかけます。田中美津による追悼文「きまりすぎた悲しさ――郡山吉江さんを悼む」を収録。
定価2600円+悪税
著者 郡山吉江
出版元 共和国
頁数 325頁
発行日 2022-09
ISBN13 9784907986902
ISBN10 4907986904

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