人間の精神医学のための闘い
大戦中の国土解放に続く40年間、我が国は精神医学の革命を経験した。歴史上はじめて、精神科の患者全てを人間存在と見做し、そして「デザリエニスト(脱疎外主義)」と呼ばれる新しい精神医学を発明したのだ。
ピエール・ドゥリオンの職業人生は、彼が主要な登場人物の一人であるこの革命と重なる。彼の物語はその創造的な時代に私たちを導き、人間の精神医学が、生物学、神経科学、そして人文科学の十字路に位置づけられる科学分野である精神医学の主要部分をなすことを、歴史の内側から、明確に見させてくれる。
ピエール・ドゥリオンの職業人生は、彼が主要な登場人物の一人であるこの革命と重なる。彼の物語はその創造的な時代に私たちを導き、人間の精神医学が、生物学、神経科学、そして人文科学の十字路に位置づけられる科学分野である精神医学の主要部分をなすことを、歴史の内側から、明確に見させてくれる。
著者 | ピエール・ドゥリオン |
出版元 | 晃洋書房 |
頁数 | 258頁 |
発行日 | 2022-09 |
ISBN13 | 9784771036659 |
ISBN10 | 4771036659 |