ブリューゲルと季節画の世界

“バベルの塔”“ネーデルラントの諺”など、今もなお多くの人びとを魅了する作品を遺したピーテル・ブリューゲル。風景表現の頂点とも評される連作「季節画」はどのように醸成されたのか。先例となる彩飾写本や版画などに描かれた人びとの季節の営みや月暦図像を半世紀以上にわたり渉猟してきた研究者が、その連環を丹念に解き明かす。
著者 森洋子
出版元 岩波書店
頁数 596頁
発行日 2022-08
ISBN13 9784000611602
ISBN10 4000611607

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