昭和十年代の佐多稲子

戦後厳しく批判された“昭和十年代の佐多稲子の文業”を、“女の視点”から読み直す。それは、軍国ファシズムのみならず社会主義運動からも疎外された“女たち”の問題を鋭く問う、佐多稲子のひとつの到達点ではなかったか。
著者 小林美恵子
出版元 双文社出版
頁数 310頁
発行日 2005-03

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