プーチニズム
北オセチア学校占拠事件が起きたとき、対策本部が最優先したのは、プーチンの意向を知ることだった。人命よりもイデオロギー、それがロシアの現実だ。独裁制復活へ向かう国家によって自由な生活を奪われながらも、懸命に生きようとする市民に光を当てる。さらに踏み込んだ取材で、汚職まみれの司法、新興財閥の専横、軍の放埒ぶりを暴いた、ロシア人ジャーナリストによる意欲作。
著者 | アンナ・ポリトコフスカヤ |
出版元 | 日本放送出版協会 |
頁数 | 397頁 |
発行日 | 2005-06 |
ISBN13 | 9784140810545 |
ISBN10 | 4140810548 |