直木三十五伝

「芸術は短く、貧乏は長し」―莫大な借金に追われながら、七百篇におよぶ小説・雑文を書き、悠然と人生を駆け抜けた作家・直木三十五。小心にして傲岸、寡黙にして雄弁、稀代の浪費家で借金王、女好きのプランメイカー。昭和初期の文壇に異彩を放った人気作家の全貌をあますところなく描く書下し評伝決定版。
著者 植村鞆音
出版元 文藝春秋
頁数 273頁
発行日 2005-06

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