高松塚古墳は守れるか
国宝壁画の劣化が発覚してから三年。石室解体が決まり、二〇〇七年四月に予定されている高松塚古墳。解体は必要なのか、壁画はなぜ劣化したのか。そして劣化は人災なのか。保存料学の最新知見や国内外の壁画保存の調査を踏まえ、関係者への個別取材、修理日誌の読み返しなどから検証する。劣化問題を追い続けてきたジャーナリストが、学者や当事者には書けない高松塚古墳壁画劣化の真相を明かす。
著者 | 毛利和雄 |
出版元 | 日本放送出版協会 |
頁数 | 251頁 |
発行日 | 2007-03 |
ISBN13 | 9784140910825 |
ISBN10 | 4140910828 |