アサッテの人
吃音による疎外感から凡庸な言葉への嫌悪をつのらせ、孤独な風狂の末に行方をくらました若き叔父。彼にとって真に生きるとは「アサッテ」を生きることだった。世の通念から身をかわし続けた叔父の「哲学的奇行」の謎を解き明かすため、「私」は小説の筆を執るが...。群像新人文学賞と芥川賞のダブル受賞。
著者 | 諏訪哲史 |
出版元 | 講談社 |
頁数 | 186頁 |
発行日 | 2010-07 |
ISBN13 | 9784062767002 |
ISBN10 | 4062767007 |