アレクサンドルⅡ世暗殺(上・下)
奴隷制を廃止し、ロシアをそっくり西欧化した功績によって、ロシア史上「解放者皇帝」と呼び習わされる人物が、全ロシア社会の反感を買ったのはなぜなのか?ロシアで初めての自由化の成果が、きわめて強力なテロ集団であったのはなぜなのか?この偉大な皇帝を殺害しようと夢見たのが、まさに彼の体制改革の申し子たちであったのはなぜなのか?血塗られた帝政ロシアの悲劇と謎に迫る。圧倒的な歴史資料と大胆な筆致で描いた巨匠ラジンスキーの傑作。
著者 | エドワード・ラジンスキー |
出版元 | 日本放送出版協会 |
頁数 | 365頁 |
発行日 | 2007-09 |
ISBN13 | 9784140812327 |
ISBN10 | 414081232X |