
神を描いた男・田中一村
奄美―それは果てしなく美しい島。自らの生とひきかえに、日本画家・田中一村はその豊潤な世界を描いた。驚嘆の色彩、鮮烈な構図...彼の作品は人々を圧倒し、新鮮な感動を与えてやまない。五十歳の一村が全てをなげうって奄美に移り住んだのはなぜか。貧窮の中、彼を画業に駆りたて続けたものは何だったのか。いま新たな一村の姿が浮かび上がる。
著者 | 小林照幸 |
出版元 | 中央公論新社 |
頁数 | 252頁 |
発行日 | 1999-06-18 |
ISBN13 | 9784122034464 |
ISBN10 | 4122034469 |