清掻
吉原面番所に新任の同心が配属され、突如、会所の閉鎖を命じてきた。廓の治安を守る用心棒・神守幹次郎たちが大門外に去ったため、引ったくりや掏摸が横行し、吉原は危地に陥る。同心の専横の背後には、廓内の利権を狙う一橋治済卿の影がちらつく。やがて幹次郎たちの探索で、同心のどす黒い過去が...。文庫で書下ろす大好評“吉原裏同心”シリーズ第四弾。
著者 | 佐伯泰英 |
出版元 | 光文社 |
頁数 | 333頁 |
発行日 | 2004-07 |
ISBN13 | 9784334737191 |
ISBN10 | 4334737196 |