戦時下の演劇
戦時中、国家と庶民とが求めた演劇の共有点と差異とは何だろうか。国策と娯楽の間に見いだされる庶民の欲望、統制・検閲の建前と現実。本書では、広いジャンルで「国策劇」が作られ、移動演劇や慰問公演が行われた国内の状況、そこから排除されたもの、さらに外地や軍隊・収容所での演劇など、これまで語られること少なく、あるいは個別的に語られてきた「戦時下の演劇」を包括的・横断的に検討する。
著者 | 神山彰 |
出版元 | 森話社 |
頁数 | 360頁 |
発行日 | 2023-11 |
ISBN13 | 9784864051804 |
ISBN10 | 4864051801 |