文学的絶対
ロマン主義と批評の起源。“近代文学”そのものの自己意識であり、自己産出的発明でもあったドイツ・ロマン派の雑誌『アテネーウム』。1800年前後のイェーナで、私たちが今もなお属している“危機=批評の”時代が決定的に開かれた。絶対的な文学主体としてのロマン主義やイロニーの脱構築的展望を初めて哲学的に把握し、フランスの思想界に翻訳・紹介した歴史的な書物、ついに日本語全訳版刊行。
著者 | フリップ・ラクー=ラバルト |
出版元 | 法政大学出版局 |
頁数 | 774頁 |
発行日 | 2023-10 |
ISBN13 | 9784588011634 |
ISBN10 | 4588011634 |