思考すること、それはノンと言うことである
デリダ思想の知られざる前史
のちに脱構築の思想家として名を馳せる若き哲学者が講義のテーマに選んだのは、アランの一節だった——。「考えるとはなにか」という素朴な問いにはじまる全4回の講義は、ベルクソンやフッサール、サルトルなどの読解を経由しながら、やがてウィ/ノンをめぐる根底的な問題へと遡行してゆく。哲学史のめくるめく渉猟とテクストの繊細な読解が光る、最初期の貴重な講義録。
のちに脱構築の思想家として名を馳せる若き哲学者が講義のテーマに選んだのは、アランの一節だった——。「考えるとはなにか」という素朴な問いにはじまる全4回の講義は、ベルクソンやフッサール、サルトルなどの読解を経由しながら、やがてウィ/ノンをめぐる根底的な問題へと遡行してゆく。哲学史のめくるめく渉猟とテクストの繊細な読解が光る、最初期の貴重な講義録。
| 著者 | ジャック・デリダ |
| 出版元 | 青土社 |
| 頁数 | 208頁 |
| 発行日 | 2023-12 |
| ISBN13 | 9784791776092 |
| ISBN10 | 4791776097 |
