火口に立つ。
たぎる時代を果敢に生きた生田長江と一人の女性の物語
出戻りで実家にも居場所のない南原律は、単身東京に向かい同じ鳥取・根雨出身の文学者・生田長江の家で女中として働くことになります。
大正~昭和前期に活躍し、日本で初めてニーチェを紹介したほか、いち早く「ジェンダー」の視点を提起した文学者・生田長江。
『青鞜』創刊、大正デモクラシー、関東大震災―― 沸騰し、揺れる時代の中、文士として社会と闘う生田長江と彼を取り巻く人々を、主人公・律の目を通して描き出した渾身の一冊。
出戻りで実家にも居場所のない南原律は、単身東京に向かい同じ鳥取・根雨出身の文学者・生田長江の家で女中として働くことになります。
大正~昭和前期に活躍し、日本で初めてニーチェを紹介したほか、いち早く「ジェンダー」の視点を提起した文学者・生田長江。
『青鞜』創刊、大正デモクラシー、関東大震災―― 沸騰し、揺れる時代の中、文士として社会と闘う生田長江と彼を取り巻く人々を、主人公・律の目を通して描き出した渾身の一冊。
著者 | 松本薫 |
出版元 | 今井出版 |
頁数 | 526頁 |
発行日 | 2024-02 |
ISBN13 | 9784866113722 |
ISBN10 | 4866113723 |