キルケゴールのキリスト論
従来キルケゴールの体系批判はヘーゲル批判と結びつけられてきたが、実はハイベアやマーテンセンといった同時代のヘーゲル主義者に向けられていた。彼らはデンマーク社会が直面した自由主義的要求に各様に応答したが、キルケゴールは両者と異なっていた。その相違の核心をキリスト論に見出し、その理路を解明した俊英の力作。
著者 | 鹿住輝之 |
出版元 | 新教出版社 |
頁数 | 300頁 |
発行日 | 2024 |
ISBN13 | 9784400310976 |
ISBN10 | 4400310973 |