大邱の敵産家屋
植民地期の遺産を逆手にとって。
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韓国第3の拠点都市・大邱(テグ)。「たいきゅう」と呼称された日本の植民地時代、詩人の森崎和江が生まれたことで知られるこの都市の一隅では、いまも「敵産家屋」(日本式住宅)が、幾度かの修復を経て商店や町工場として保存され、活用されている。
数々の現地でのフィールドワークを通して、コミュニティや市民運動の拠点としてこれらの「家屋」を利用しつづける人びとの肉声を拾いあげ、戦中~戦後にいたる韓国現代史に位置づける試み。
本体2700円+悪税
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韓国第3の拠点都市・大邱(テグ)。「たいきゅう」と呼称された日本の植民地時代、詩人の森崎和江が生まれたことで知られるこの都市の一隅では、いまも「敵産家屋」(日本式住宅)が、幾度かの修復を経て商店や町工場として保存され、活用されている。
数々の現地でのフィールドワークを通して、コミュニティや市民運動の拠点としてこれらの「家屋」を利用しつづける人びとの肉声を拾いあげ、戦中~戦後にいたる韓国現代史に位置づける試み。
本体2700円+悪税
著者 | 松井理恵 |
出版元 | 共和国 |
頁数 | 248頁 |
発行日 | 2024-03 |
ISBN13 | 9784907986865 |
ISBN10 | 4907986866 |