南島ボートピープル
歴史資料から抜け落ちた約1世紀に及んだ南島民の流民史を膨大な資料・参考文献の詳細な読み込みと当時を知る人たちへの丁寧な取材によって解き明かした渾身の記録文学の誕生。
大都市出稼ぎ・海外移民で、島民は資本による搾取と、都市生活における迫害・排斥に晒されながら生き抜き、今日に至っている。
「偏見」「差別」がどのように生まれ、なぜ宿痾のようにつきまとったか、同時にそうした苦悩を負わせた責任を過去のものとせず、現代に問い直し、同様な今日の外国人労働者差別、新たに創生される弱者・貧困問題についても俎上に載せている。
大都市出稼ぎ・海外移民で、島民は資本による搾取と、都市生活における迫害・排斥に晒されながら生き抜き、今日に至っている。
「偏見」「差別」がどのように生まれ、なぜ宿痾のようにつきまとったか、同時にそうした苦悩を負わせた責任を過去のものとせず、現代に問い直し、同様な今日の外国人労働者差別、新たに創生される弱者・貧困問題についても俎上に載せている。
著者 | 原井一郎 |
出版元 | 海風社 |
頁数 | 320頁 |
発行日 | 2024-08-13 |
ISBN13 | 9784876160693 |
ISBN10 | 4876160694 |