批評回帰宣言

今、必要なのは、批評である。批評は、「近代システム」に違和感をもち、密着することを拒否しながら、それでもなお刻印される時代の証言である。描くべきは、この居場所のなさ、不確実性に耐える言葉の立ち姿である――。
気鋭の批評家がその新生面を開き、文学にとって「近代」とは何かを問う。安吾、漱石、和辻哲郎、福澤諭吉、中江兆民、そして江藤淳。知の巨人たちとの対話と格闘の軌跡。新しい批評の誕生!
著者 先崎彰容
出版元 Mineruva Shobō
頁数 305頁
発行日 2024-08-31
ISBN13 9784623096237
ISBN10 4623096238

関連記事