国際存在としての沖縄

琉球/沖縄は明・清帝国、薩摩藩、日本、アメリカといくつもの権力に翻弄され領域を縮小しながらも、吸収されることなく独自の存在であり続けた。苦境のなかでも相手に応じて自らの提示の仕方を変えて固有の存在として認知させた過程を、島津侵攻とアメリカ統治の2度の大変動に焦点を当て、文化や歴史、政治から多角的に考察する。沖縄は、国際社会をいかに生き抜いてきたのか。
著者 宮崎悠
出版元 法政大学出版局
頁数 510頁
発行日 2024-10
ISBN13 9784588625510
ISBN10 4588625519

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