全共闘晩期
1970年7.7華青闘告発の直後の山村(梁)政明の自死につづく川口大三郎虐殺事件と「早稲田解放闘争」、そして各大学で執られるようになった支配構造とは何か。全共闘後期から2015年SEALDs、そして現在と未来の社会運動をめぐり数々の問題を剔抉する。樋田毅のノンフィクション『彼は早稲田で死んだ』、それを原案とするドキュメンタリー映画、代島治彦監督『ゲバルトの杜』は、歴史を歪曲し、真実から目を背けている。われわれは、記憶し、闘争し、最後まで忘却を拒否する、まつろわぬ者どもである。歴史の歪曲を糺す。
著者 | 絓秀実 |
出版元 | 航思社 |
頁数 | 272頁 |
発行日 | 2024-12 |
ISBN13 | 9784906738519 |
ISBN10 | 4906738516 |