思惟の記憶

古代ギリシア以来の哲学の創設をめぐるハイデガーの思惟と、アウシュヴィッツ以後の哲学の罪責をめぐるアドルノの思考。これらふたつの思想は歴史とどう向き合い、いかに出来事を名づけたか。両者との果敢な対決を通じて20世紀ドイツ哲学の限界を検証する試み。「正真正銘もっとも重要な草分け的書物」(ハーマッハー)の、待望の完訳。
著者 アレクサンダー・ガルシア・デュットマン
出版元 月曜社
頁数 416頁
発行日 2009-05
ISBN13 9784901477475
ISBN10 4901477471

関連記事