加藤周一

 ★かとう・しゅういち=評論家・小説家

 一九一九(大正八)年東京生まれ。東京帝国大学医学部在学中の一九四二年に中村真一郎、福永武彦と押韻定型詩の文学運動「マチネ・ポエティク」をおこす。戦後まもなくの四七年には中村、福永との共同執筆による時評風の評論集『1946 文学的考察』を刊行し注目された。

 五一年に医学留学生として渡仏し、その成果として評論集『雑種文化』を著した。以後、カナダ、ドイツ、アメリカ、日本などの大学で日本の文学や美術を講じつつ、文学、美術、政治などの評論活動をおこなった。一九八〇年、『日本文学史序説 上下』で第七回大佛次郎賞を受賞。ほかの著書に『二つの極の間で』『芸術論集』『言葉と戦車』『ある晴れた日に』など。

 本紙には、アルベール・カミュ『ギロチン』の書評などを寄稿。本紙に掲載された加藤作品の書評として遠藤周作氏による『読書術』、小田実氏による『加藤周一世界漫遊記』など。

著者/編者としても活躍されています

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