遠藤周作

 ★えんどう・しゅうさく=作家。

 一九二三(大正一二)年三月東京生まれ。慶應義塾大学卒。「白い人」で第三三回芥川賞を受賞。ほぼ同時期に作家となった安岡章太郎・吉行淳之介・島尾敏雄らと″第三の新人〟と呼ばれた。キリスト教が日本の精神風土に根をおろしているかを問うた『海と毒薬』『沈黙』などで、日本とキリスト教の問題を追求してきた作家である。

 反面、ユーモア小説やエッセイなどでも人気があり″狐狸庵〟の名を定着させたエッセイの『狐狸庵閑話』や『おバカさん』『ヘチマくん』などのユーモア小説もあり、ほかにも 『死海のほとり』『イエスの生涯』『キリストの誕生』『鉄の首枷』『女の一生』『スキャンダル』など多数の著書がある。

 また、本紙には小松左京『日本アパッチ族』、澁澤龍彥『サド侯爵の生涯』などの書評を寄稿。

 一九八五年から四年間、日本ペンクラブ会長もつとめた。

著者/編者としても活躍されています

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