
中井英夫
★なかい・ひでお=小説家。
一九二二(大正一一)年東京生まれ。東京大学中退。在学中に第一四次『新思潮』を編集。『短歌研究』『短歌』編集長時代には寺山修司、塚本邦雄らを見出し、その後は創作に専念する。一九六二年、第八回江戸川乱歩賞に『虚無への供物』を塔晶夫の名をもって応募、候補作となる。一九七四年マニエリスム的空間を展開する『悪夢の骨牌』で第二回泉鏡花文学賞を受賞。ほかの著作に『光のアダム』『幻想博物館』『月蝕領宣言』『詩集 眠るひとへの哀歌』『黒衣の短歌史』など。
本紙には『三島由紀夫全集 全36巻』、久生十蘭『美国横断鉄路』、葛原妙子『鷹の井戸』、澁澤龍彥『フローラ逍遙』、寺山修司『青蛾館』、種村季弘『書物漫遊記』、ハンス・エーリヒ・ノサック『わかってるわ』などの書評を寄稿。本紙で掲載した中井作品の書評として加藤郁乎氏による『黒鳥の囁き』、奥野健男氏による『人形たちの夜』、鷲巣繁男氏による『人外境通信』/『蒼白者の行進』など。
著者/編者としても活躍されています
- 中井英夫 評者