
赤瀬川原平
★あかせがわ・げんぺい=美術家・小説家
一九三七(昭和一二)年三月神奈川生まれ。本名は克彦。武蔵野美術学校(現武蔵野美術大学)中退。一九六〇年に篠原有司男や荒川修作らと「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」を、六三年高松次郎、中西夏之と「ハイレッド・センター」を結成した。また、八六年には藤森照信、林丈二、南伸坊らと「路上観察学会」を結成し「超芸術トマソン」と命名するフィールドワークを実施。そのほかにも、「脳内リゾート開発事業団」「ライカ同盟」などの活動や、勅使河原宏監督の映画『利休』の共同脚本を執筆するほか、ジャーナリスト宮武外骨の研究も行った。作家としては尾辻克彦の名で小説を執筆し、「父が消えた」で第八四回芥川賞を受賞。著書に『雪野』『老人力』『大和魂』『超芸術トマソン』など。
本紙に掲載された赤瀬川(尾辻)作品の書評として堀切直人氏による『父が消えた』、島尾伸三氏による『カメラが欲しい』など。