
蜷川幸雄
★にながわ・ゆきお=演出家
一九三五(昭和一〇)年一〇月埼玉生まれ。開成高校卒。一九五五年に劇団青俳に俳優として参加した。六九年の秋には現代人劇場の清水邦夫作『真情あふるる軽薄さ』で演出家としてデビュー。以後、新宿文化劇場での現代人劇場の夜間公演は、若者層の圧倒的な支持を得た。
七四年には東宝の日生劇場公演『ロミオとジュリエット』を演出し、大劇場に進出を果たす。八三年にアテネでエウリピデスの『王女メディア』を、八七年に『NINAGAWA・マクベス』をロンドンで上演して以来、国際的な評価も獲得した。
九八年、埼玉県与野市(現・さいたま市)の「彩の国さいたま芸術劇場」にて、シェイクスピア全作品を上演するプロジェクトの芸術監督に就任。二〇〇四年文化勲章を受章。
本紙では、二〇一四年六月二七日号巻頭特集「葛井欣士郎とATG、60/70年代前衛芸術」で蜷川氏のインタビューなどを掲載。