お知らせ

【What’s New!】週刊読書人2025年6月20日号

【What’s New!】週刊読書人2025年6月20日号

【特集】
対談=島田 裕巳×斎藤 哲也
<私たちはAIと何を語るか>

【本紙イントロより】 
  生成AIが急速に普及し、私たちの生活や仕事のあり方に変化をもたらしている。その実態や可能性をどのように捉えればよいのか。宗教学者の島田裕巳さんと人文ライターの斎藤哲也さんに、実際の活用事例も交えつつ、生成AIとの付き合い方や今後の書評のあり方など、さまざまな角度から議論していただいた。(編集部)

【編集室から】

 トークイベントも形を変えたデモかもしれない。ちょっとした意識の持ち方で社会との係わり方は変わるのだな、と目から鱗が落ちた。『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち』には、本紙での対談も二本収載されている。主張は常に変わらない。でも毎回、語られる内容は角度が違い、学びがある。運動そして研究にも、ある種の楽しさと感動があるべきなのだと、お二人の話を伺って思った。この間、事態を受け止めた編集者たちの行動の早さに力づけられたとも語っていた。私もできることをしたいと思う。(S)

【今週の読物】

▽鼎談=藤原聖子×ヤニス・ガイタニディス×オリオン・クラウタウ/ルーベン・ファン・ラウク著『悪魔崇拝とは何か』刊行を機に(8)
▽著者から読者へ(特別編)=『増補版 戦時下の絵本と教育勅語』『新装版 山中恒と読む修身教科書』(山中恒)(6)
▽上野千鶴子×國分功一郎トークイベント載録(7)
◇連載=「真の「映画作家」は消滅するのか」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)395(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=〈書評キャンパス〉大前粟生『おもろい以外いらんねん』(佐藤佑有子)(5)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 695(横尾忠則)(7)
◇連載=百人一瞬 Crossover Moments In mylife 67・木村純一/ペケキムラ(小林康夫)(7)

【今週の書評】

 〈3面〉
▽小黒康正著『「第三帝国」以前の「第三の国」』(鈴木啓峻)
▽岩下明裕・竹中英俊著『日本政治学出版の舞台裏』(猪野修治)
▽塚本恭章著『いまこそ「経済学の冒険」を語る』(阿部晃大)
 〈4面〉
▽羽場久美子・田中素香・中西優美子編『EU百科事典』(川成 洋)
▽木下昌規著『足利義政』(川口成人)
▽工藤律子著『働くことの小さな革命』(渡邉裕之)
 〈5面〉
▽山根弥生子著『生まれ変わってもピアニスト』  (林田直樹)
▽沢部清著『在日朝鮮人作家 金鶴泳の文学と思想』(真木由紹)
▽キャサリン・ゴヴィエ著『赤富士と応為、そしてボストンの男たち』(田中庸介)
 〈6面〉
▽リタ・ナカシマ・ブロック/レベッカ・アン・パーカー著『灰の箴言』(坂田奈々絵)
▽瀬田勝哉著『木に「伝記」あり』(藤岡悠一郎)
▽安井眞奈美編『グローバル時代を生きる妖怪』(横山泰子)

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