お知らせ
【What’s New!】週刊読書人2025年8月29日号


【特集】
対談=スージー鈴木・柴 那典
<追悼・渋谷陽一>
半世紀早かったメディア論の実践者
【本紙イントロより】
7月14日、音楽評論家でロッキング・オン・グループ代表の渋谷陽一氏が亡くなった。74歳だった。1972年に『ロッキング・オン』を創刊し、日本を代表する音楽雑誌に成長させ、また、ラジオDJ、フェスプロデューサーなど多方面で活躍し、多くの人に影響を与えた。
このたび、共に渋谷氏から影響を受けた、音楽評論家・スージー鈴木氏とロッキング・オン出身の音楽ジャーナリスト・柴那典氏に、渋谷氏のことを振り返ってもらった。(編集部)
【編集室から】
ロッキング・オンの社員は在籍時からライターとしてライナーノーツなどの仕事をしている。本編での柴さんの発言の抜粋ですが、そのライナーノーツこそ、私にとっての渋谷陽一イズム受容の最たるものになっていて、対談中に挙がる名前が昔読んだアルバム紹介の名文の数々と合致していきました。
はじめて行った渋谷でたまたま見かけたロッキング・オン社を前に「ここがロッキング・オンか」と独り言ちたことを回想しつつ……。 (M)
【今週の読物】
▽梶原阿貴氏に聞く(聞き手=小宮亜里)『爆弾犯の娘』(ブックマン社)刊行を機に(8)
▽「カンヌ、ロール、そして新宿へ」(槻舘南菜子)(2)
▽大杉重男氏の寄稿(7月18日号)への反論(丸川哲史)(3)
▽著者インタビュー=篠田謙一監修『カラー図鑑 フェミナ・サピエンス全史』(6)
◇連載=「ベルイマンとデプレシャン」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)403(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=〈書評キャンパス〉サン=テグジュペリ『夜間飛行・人間の大地』(清水正行)(5)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 704(横尾忠則)(7)
◇連載=百人一瞬 Crossover Moments In mylife 76・安藤朋子(小林康夫)(7)
◇連載=戯史 平成紀〈八月〉(安倍夜郎)(7)
【今週の書評】
〈3面〉
▽吉田正俊・田口茂著『行為する意識』(稲垣 諭)
▽嘉田由紀子著『子どもは誰のものか?』(関 礼子)
▽中島岳志著『縄文』(小野俊太郎)
〈4面〉
▽鈴木俊幸編『様式と造本』(安井海洋)
▽デヴィッド・シェフ著『オノ・ヨーコ』(安藤さやか)
▽ハミッド・ダバシ著『イスラエル=アメリカの新植民地主義』(篠田英朗)
〈5面〉
▽小谷野敦著『謎解き『八犬伝』』(金沢英之)
▽川崎弘二著『NHKの電子音楽』(松井 茂)
▽ヨシフ・ブロツキー著『レス・ザン・ワン』(笹山 啓)
〈6面〉
▽飯島真里子著『コナコーヒーのグローバル・ヒストリー』(藤原辰史)
▽チェ・ソンウン著『働きたいのに働けない私たち』(北條一浩)
▽白石正明著『ケアと編集』(長瀬 海)