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【What’s New!】週刊読書人2026年1月30日号〔1月23日合併〕

【What’s New!】週刊読書人2026年1月30日号〔1月23日合併〕

【特集】
対談=上村忠男×長島皓平
<脱構成とアナーキーな政治の可能性>
『言語活動の秘蹟』・『絶対的内在とアナーキー』刊行を機に

【本紙イントロより】 
 イタリアの思想家ジョルジョ・アガンベンの『言語活動の秘蹟 宣誓の考古学』(以文社)が、上村忠男氏の訳で刊行された。また、長島皓平氏の研究書『絶対的内在とアナーキー ジョルジョ・アガンベンの政治哲学』(法政大学出版局)も同時期に刊行され、アガンベン思想への注目が高まっている。
 刊行を機に、上村氏と長島氏に対談をお願いした。(編集部)

【編集室から】

 アガンベンの議論は現実の政治的抵抗と密接な連関の下にあります。問題になるのは、対談でも議論されていたように、「抵抗の先に新たな制度を樹立する必要があるのか?」という問いです。福祉国家に限らず、私たちがあくまでも共同体の中に留まり続けるのは、生権力的な庇護を受け、単独では不可能な安全を確保するためでもあります。しかし、絶対的権力に限らず、組織というものは絶対的に腐敗する。制度なき共同性など果たしてありうるのか。仮にありえないとしたらどんな社会を構想すべきなのでしょうか。(K)

【今週の読物】

▽若林踏インタビュー『日本ミステリ新世紀MAP』(実業之日本社)刊行を機に(8)
▽安田アニータ文・清水裕子絵『登山家 田部井淳子の物語』を読む(柏澄子)(7)
◇連載=「トーキー以降の映画作家たち」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)422(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=〈書評キャンパス〉望月麻衣『満月珈琲店の星詠み 本当の願いごと』(池田果奈)(5)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 724(横尾忠則)(7)
◇連載=百人一瞬 Crossover Moments In mylife 95 モード・クリスタン(小林康夫)(7)
◇連載=戯史 平成紀〈一月〉(安倍夜郎)(7)

【今週の書評】

 〈3面〉
▽橋爪博幸著『南方熊楠の神社合祀反対運動』(松居竜五)
▽川村悠人著『ソシュールとインド』(小野 文)
▽益田肇著『人びとの社会戦争』(山田 朗)
 〈4面〉
▽佐々風太著『柳宗悦 無地の美学』(安藤礼二)
▽柳田芳伸・原伸子編『経済学者たちの女性論』(小峯 敦)
▽先崎彰容著『知性の復権』(梶原麻衣子)
 〈5面〉
▽多和田葉子著『研修生』(西崎 憲)
▽グアダルーペ・ネッテル著『一人娘』(八木寧子)
▽中村邦生著『月光の仕事』(長瀬 海)
 〈6面〉
▽臼井雅美著『ブラック・ウイメンズ・カルチャー』(佐久間由梨)
▽藤井誠二著『「殺された側」から「殺した側」へ、こころを伝えるということ』(大江由香)
▽小川公代著『ゆっくり歩く』(元橋利恵)

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