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【What’s New!】週刊読書人2026年10月16日号

【What’s New!】週刊読書人2026年10月16日号

【特集】
対談=轟 孝夫×安藤 礼二
<今、ここから生起するハイデガー哲学>
ギヨーム・パイヤン『ハイデガー伝』(白水社)刊行を機に

【本紙イントロより】 
 白水社より、ギヨーム・パイヤン著『ハイデガー伝 カトリシズム、革命、ナチズム』(亀井大輔訳)が上梓された。総ページ750を数える大著で、フランス本国でも高い評価を受けた、ハイデガー研究の新たな基本文献だ。本書をめぐって、ハイデガーを専門とする轟孝夫氏と、文芸評論家の安藤礼二氏に対談をお願いした。(編集部)

【編集室から】

 怪物的な思想家にして、毀誉褒貶相半ばする哲学者、ハイデガー。『ハイデガー伝』と今回の対談で明らかになった、彼のナチス関与の思想的裏付けが浮き彫りにするのは、行為の意図せざる結果にどれほどひとは責任を引き受けるべきか、という問題でしょう――たとえ「責任」概念がいかに近代的人間のものであったとしても。私たちは自分の手の届く範囲の物事に、ある種の支配と自由が及んでいると信じます。そしてこれは、私見では、古今東西、あらゆる人間の宿痾に他なりません。(K)

【今週の読物】

▽ハンガリー反乱から七〇年の日に寄せて(小島亮)(7)
▽編著者から読者へ『複合危機の時代に読む環境文学103選』(城戸光世)(7)
◇連載=「実験映画と映画芸術」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)457(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=〈書評キャンパス〉戸谷洋志 『友情を哲学する』(神野心花)(5)
◇連載=「読書人を全部読む!」49(山本貴光)(6)
◇連載=わが点鬼簿 5・木村栄治(四方田犬彦)(7)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 758(横尾忠則)(8)
◇連載=滅びゆく惑星で 23(増田俊也)(8)
◇連載=夜郎戦後史記〈十月〉(安倍夜郎)(8)

【今週の書評】

〈3面〉
▽小宮京著『「政治家」昭和天皇』(山田 朗)
▽工藤顕太著『無意識の発見』(福本 修)
▽松里公孝著『旧ソ連圏の分割紛争』(渋谷謙次郎)
 〈4面〉
▽ブレイディみかこ著『それはどこでも起こり得る』(渡辺一樹)
▽ジャン=バティスト・フレソズ著『ひたすら、さらに、もっと』(中野佳裕)
▽歌代幸子著『マダム・トキ物語』(藤林道夫)
 〈5面〉
▽村上陽子著『沖縄文学のざわめき』(尾西康充)
▽長木誠司著『《蝶々夫人》論』(大西由紀)
 〈6面〉
▽バーニー・サンダース著『寡頭制と闘え!』(前嶋和弘)
▽トム・レイサン著『21世紀に絶滅した生き物たち』(大澤隆文)
▽掛川直之(ゼミナール)編著『司法福祉のおしごとガイド』(相良 翔)

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