【What’s New！】週刊読書人2024年9月6日号

【特集】
奥泉 光著『虚史のリズム』（集英社）を読む【評＝蔓葉信博】
イメージの奔流に圧倒せよ！

【本紙イントロより】　
　作家の奥泉光氏が長編小説『虚史のリズム』（集英社）を上梓した。Ａ５版で一一〇四頁の大作ミステリである。本書の刊行を機に、ミステリ批評家の蔓葉信博氏に長篇書評を寄稿してもらった。（編集部）

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【今週の読物】

▽読書人カレッジ＠立教大学／戦後の日本社会に影響を与えた「古典」を読む　第七回（苅部　直）（２）
▽論潮〈９月〉（橋爪大輝）（３）
▽文芸〈９月〉（柿内正午）（５）
◇連載＝「一九一〇年に始まる映画の黄金期」（ジャン・ドゥーシェ氏に聞く）358（聞き手＝久保宏樹）（５）
◇連載＝〈書評キャンパス〉甲田学人『ほうかごがかり』（福原千尋）（５）
◇連載＝日常の向こう側　ぼくの内側 656（横尾忠則）（７）
◇連載＝American　Picture　Book　Review（堂本かおる）（７）
◇連載＝百人一瞬　Crossover Moments　In　mylife 30・室伏鴻（小林康夫）（７）

【今週の書評】

〈３面〉
▽ケネス・Ｄ・アッカーマン著『トロツキー・イン・ニューヨーク　１９１７』（中嶋　毅）
▽木村直司著『ゲーテとフンボルト兄弟』（前田良三）
　〈４面〉
▽角川歴彦著『人間の証明』（浅野健一）
▽オノラ・オニール著『正義と徳を求めて』
　（渡辺一樹）
▽ジョージ・ベンソン著／アラン・ゴールドシャー共著『ジョージ・ベンソン自伝』（小室敬幸）
　〈５面〉
▽車谷長吉著『癲狂院日乗』（太田靖久）
▽マイケル・ホーニグ著『ウラジーミルＰの老年時代』（真木由紹）
　〈６面〉
▽濱口竜介著『他なる映画と　１・２』（北村匡平）
▽カタリン・カリコ著『ブレイクスルー』（大隅典子）
▽山崎隆広著『音楽雑誌と政治の季節』（増田　聡）