お知らせ
【What’s New!】週刊読書人2025年4月11日号


【特集】
鼎談=山本貴光×吉川浩満×大澤聡
<新・読書人WEB、友の会始動>
【本紙イントロより】
四月一日より「読書人友の会」を立ち上げ、読書人WEBにて、創刊以来六四年間分の紙面バックナンバーの公開をスタートした。それを機に、文筆家の山本貴光氏、吉川浩満氏、批評家の大澤聡氏に、データベース活用についての作戦会議をお願いした。(編集部)
【編集室から】
鼎談で論争が動かすものがあるという話が出ましたが、データベースが出来上がるまでには社内でもバトルがありました。今、六四年分の新聞が並ぶ先に、新しい紙面が毎週追加されていくのを見ると、この歴史の先で紙面を作っている、という責任を改めて感じます。創刊号からの劣化した紙面をデータとして保管できたことは成果。でも三人の話を聞いて、ここから何ができるのかが本当の勝負なのだと。新たなスタートを共に踏み出させてください。(S)
【今週の読物】
▽『AIのひみつ』(西村書店)刊行記念・竹内 薫インタビュー(8)
▽「新社会人にエール!」(増田ユリヤ)(6)
▽映画時評〈4月〉(伊藤洋司)(7)
◇連載=「真の映画作家はいかに色彩を表現したか」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)386(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=〈書評キャンパス〉ハン・ガン『すべての、白いものたちの』(枝麻未)(5)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 686(横尾忠則)(7)
◇連載=百人一瞬 Crossover Moments In mylife 58・イレーヌ・ボワゾベール(小林康夫)(7)
【今週の書評】
〈3面〉
▽小林聡幸編『精神・医学・宗教性』(小池 靖)
▽田中史生編『日中関係史』(馬場 毅)
▽樋口大夢著『ハンナ・アレントの教育理論』(橋爪大輝)
〈4面〉
▽青木裕子・大谷弘編著『スコットランド常識学派からプラグマティズムへ』(渡辺一樹)
▽谷釜尋徳著『バスケットボール秘史』(及川佑介)
▽鬼丸正明著/坂上康博編著『映像文化論の教科書』(佐藤彰宣)
〈5面〉
▽田中純著『磯崎新論』(吉田朋正)
▽井口時男著『井口時男批評集成』(杉田俊介)
〈6面〉
▽安田峰俊著『民族がわかれば中国がわかる』(城山英巳)
▽江刺昭子著『歴史をひらいた女たち』(元橋利恵)
▽ミツヨ・ワダ・マルシアーノ編『映像アーカイブ・スタディーズ』(西田善行)