いつもと同じ春

一族の宿命を背負い、経営者として熾烈な競争世界を疾駆し続ける“私”は、一方で曖昧な「根無し草」としての自身を問い続ける。内奥に抱えた矛盾と葛藤を静かな筆致で描く自伝的小説。平林たい子文学賞受賞。
著者 辻井喬
出版元 中央公論新社
頁数 306頁
発行日 2009-10-25
ISBN13 9784122052161
ISBN10 4122052165

関連記事