
アンビヴァレント・モダーンズ
欧米、アジア、日本...。文化のアイデンティティが揺らぎを増している20世紀後半、江藤淳、竹内好、吉本隆明、鶴見俊輔という現代日本の代表的な知識人は、それらのはざまでどのように引き裂かれ、葛藤を続けながら、新たな展望を求めてきたのか。「戦後アジアと日本」の先駆的研究者、L・オルソンは、思想、文学、ジャーナリスティックなアプローチを交差させつつ、豊富な滞日経験と敏感な洞察力を発揮して、彼らの実像を世界の視野のなかに置きなおす。クロスカルチャー時代を先取りした画期的著作。
著者 | ローレンス・オルソン |
出版元 | 新宿書房 |
頁数 | 285頁 |
発行日 | 1997 |
ISBN13 | 9784880082424 |
ISBN10 | 4880082422 |