ルイ・アルチュセール 訴訟なき主体

フーコー、ラカン、バルト...、80年代ヨーロッパ思想界を一連の「死」が席巻する。死の勝利ともいうべきこれらの陰鬱な事件のなかで、マルクス主義の輝ける星であったアルチュセールによる妻の殺害は、最も極端な破滅の形を示すものだった...。それは現代思想の中核に開いた一つの穴、モデルニテ(現代性)の終焉だったのか。
著者 エリック・マルティ
出版元 現代思潮新社
頁数 283頁
発行日 2001-04
ISBN13 9784329010117
ISBN10 4329010119

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