微光の道
人生の輪郭を美しくするもの。人に生きる喜びを与えてくれるもの。辻文学の源泉を逍遙する最後のエッセイ集。『西行花伝』『背教者ユリアヌス』など自作をめぐる思い出や、古典を初めとする幅広い読書の愉しみを語り、影響を与えられた国内外の作家の魅力を自由闊達に説く。巻末に辻佐保子夫人のエッセイを付す。
著者 | 辻邦生 |
出版元 | 新潮社 |
頁数 | 390頁 |
発行日 | 2001-04-25 |