鉄道廃墟

野ざらしとなった車両、草むした中に伸びる線路など、カメラマン自らが「棄景」と呼ぶ光景を捉えた写真&エッセイ。かつて近代化の響きを地上に轟かせた列車たちの痕跡がなまなましく残る風景や、幻想のかなたに甦る人間の記憶ともいうべき画像の数々。70年代以降、東京を含め日本各地に残っていた鉄道廃墟を写しとった、危険な魅力に満ちた一冊。
著者 丸田祥三
出版元 筑摩書房
頁数 219頁
発行日 2004-08
ISBN13 9784480039729
ISBN10 4480039724

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