第二次文明戦争としてのアフガン戦争
我々の「文明」を守ろうとするブッシュの論理と、「異教的なもの」を排除しようとするビン・ラディンの論理の二項対立的対決によって、アフガン戦争が始まった。「ハンチントンの罠」にはまりつつある孤独な超大国アメリカと、ポスト・タリバンのアフガニスタンはどこに向かっているのか。九一年の湾岸戦争を『第一次文明戦争』と解釈し、「文明の対話」へのイニシアティヴに大きな影響を与えたモロッコの国際政治学者マフディ・エルマンジュラは、アフガン戦争を「文明戦争」の第二段階として読み解くことを試みる。
著者 | マフディ・エルマンジュラ |
出版元 | 御茶の水書房 |
頁数 | 119頁 |
発行日 | 2001-12-15 |
ISBN13 | 9784275018960 |
ISBN10 | 4275018966 |