エロスの祭司
生涯に2500人の女を知った「エロスの魔」、ヴァレリー、ジッド、ドビュッシーの運命を決定づけ、師マラルメが称賛を惜しまなかった「完璧なフランス語の芸術家」、人気と名声の絶頂で「純粋詩人」たるべく文壇を去り、借金と女、古書と煙草、酒と麻薬、そして420キロの未発表の原稿に埋もれて死んだ「畸人」ピエール・ルイスの逆説に満ちた生涯に迫る渾身の書き下ろし。
著者 | 沓掛良彦 |
出版元 | 水声社 |
頁数 | 536頁 |
発行日 | 2003-02 |
ISBN13 | 9784891764791 |
ISBN10 | 4891764791 |