
電撃戦という幻
第二次世界大戦初頭、ナチス・ドイツ軍は、わずか1ヶ月でフランス全土を蹂躙し、連合軍を壊滅の淵に追い込んだ。だが、全世界を震撼させたこの「電撃戦」の奇跡は、ヒトラーとドイツ国防軍首脳部ではなく、装甲部隊指揮官の果敢な決断が奪い取った勝利であった。―ドイツ連邦軍の現役大佐にして文学博士の著者が、原史料を博捜し、西方侵攻作戦の全貌を迫力の筆致で描く。現代史の定説をくつがえす戦史研究の最新成果。
著者 | カール=ハインツ・フリーザー |
出版元 | 中央公論新社 |
頁数 | 376頁 |
発行日 | 2003-02 |
ISBN13 | 9784120033643 |
ISBN10 | 4120033643 |