<衣裳>で読むイギリス小説

イギリス小説では衣裳をどのように表象してきたのだろうか。紳士の国イギリスはジェントルマンにふさわしい衣裳を考案し、背広の由来はロンドンのセヴィル街からきている。女性の衣裳もエリザベス1世にみられるように長い間、歴史の表舞台を歩いてきた。自己を明確に表すメディアであると同時に、時代のメディアともなる衣裳をイギリス小説の中に追っていくと、文化と文学の豊かな鉱脈がみえてくる。
著者 窪田憲子
出版元 ミネルヴァ書房
頁数 277頁
発行日 2004-06
ISBN13 9784623040513
ISBN10 4623040518

関連記事