磯崎新の『都庁』

「ぶっちぎりで勝とう!ぶっちぎりで勝とう!」連呼する建築界の天皇・丹下健三。そのかつての師に、腰痛・腹痛・大スランプ中、満身創痍の磯崎新が、闘いを挑んだ!1985年、バブル前夜の東京で行われた新宿の新都庁舎案コンペ(設計競技)。磯崎新が提出した幻の「低層案」、そのキーワードは「広場」と「錯綜体」だった...。建築界の知の巨人の夢と格闘の軌跡を追う、建築ノンフィクションの大作。
著者 平松剛
出版元 文藝春秋
頁数 476頁
発行日 2008-06

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