転生回遊女

天涯孤独、自由奔放――少女の成長物語

舞台女優だった母を事故で亡くし、天涯孤独の身となった17歳の桂子(かつらこ)。
母のあとを継ぎ、自らも役者として生きることを決意する。
“ここでないどこか”を目指してタビ(=旅)に出た桂子の魂は、数々の男と交わりながら、自由奔放に羽ばたいてゆく――
『感光生活』(2004年)で野間文芸新人賞候補、『タタド』(2007年)で川端康成文学賞受賞の著者が少女の成長を描いた、長編小説。
著者 小池昌代
出版元 小学館
頁数 336頁
発行日 2012-10-10

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