潜在性の海へ

詩とは、まさに言語におけるアンティ・コスモスにほかならず、その矛盾性によって、世界そのものを支えるものになるのではないか―21世紀が到来してから刊行された10冊の詩集を論じ、大きな反響を巻き起こした「手帖時評」を中心に、現在と対峙する詩的思考を集成する。世界・存在・時間を、詩は、どのように貫くのか。
著者 城戸朱理
出版元 思潮社
頁数 334頁
発行日 2006-09
ISBN13 9784783716327
ISBN10 4783716323

関連記事