すべて真夜中の恋人たち
「真夜中は、なぜこんなにもきれいなんだろうと思う」。わたしは、人と言葉を交わしたりすることにさえ自信がもてない。誰もいない部屋で校正の仕事をする、そんな日々のなかで三束さんにであった――。芥川賞作家が描く究極の恋愛は、心迷うすべての人にかけがえのない光を教えてくれる。渾身の長編小説。
著者 | 川上未映子 |
出版元 | 講談社 |
頁数 | 360頁 |
発行日 | 2014-10-15 |